くらし情報『オフィスではEVホールへ…地震発生時の“圧死リスク”回避する行動』

2023年2月24日 11:00

オフィスではEVホールへ…地震発生時の“圧死リスク”回避する行動

トルコとシリアの国境近くで発生した大地震では建物の倒壊が相次いだ(写真:共同通信)

トルコとシリアの国境近くで発生した大地震では建物の倒壊が相次いだ(写真:共同通信)



「今回の地震では、多くの建物が倒壊し、たくさんの死傷者が出ました。日本であれだけ大規模な倒壊が起こる可能性は耐震性の違いからも考えにくいですが、過去の国内で発生した地震において、建物の倒壊は実際に起きています」

そう語るのは、防災対策に詳しい危機管理教育研究所の国崎信江さん。トルコとシリアの国境近くで発生した大地震では、すでに4万3千人超の死者が確認されている。また被災地では5万棟以上の建物が倒壊、または倒壊の危険があるとも報道されている。

日本の耐震基準が厳しいとはいえ、まだまだ古い建物もたくさん残っている。近い将来、南海トラフ巨大地震が高い確率で発生するといわれているなか、不安を抱く人も多くいるだろう。

「やはりふだんからの備え、そして発生時にどのような行動をとるか。その判断が生死を分ける重要なポイントになります」

もし自宅や外出先で巨大地震が発生した場合、私たちはとっさにどういう行動をとるべきか。
今回は国崎さんに“命を守る行動”のポイントを、シチュエーション別にアドバイスしてもらった。

【寝室ではまず“家具の横”へ】

寝室には家具を置かないことがいちばんだが、家具がある場合、大きな揺れが発生したら“家具の横”に避難すること。

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