2023年3月8日 14:32
飲食業界も苦戦強いられる“卵ショック”…「値段を叩かないで」鶏卵会社の悲痛な叫びに相次ぐエール
※写真はイメージです
高病原性鳥インフルエンザの被害拡大によって価格が高騰している卵。長らく「物価の優等生」とされてきたが、飼育料の高騰も相まって値上げを余儀なくされている。
「新潟県胎内市の養鶏場では、6日から鳥インフルエンザによって陽性が確認された約68万羽の殺処分が始められました。今シーズン県内で4例目となり、各地のスーパーでは卵の品切れも報告されています。『JA全農たまご』によれば、Mサイズの基準値(東京)は7日までで335円。昨年まで100円台後半から200円台で推移していましたが、一気に跳ね上がった形です」(フードライター)
そうした“卵ショック”は飲食業界にも大きな打撃を与えている。「すかいらーくホールディングス」では2月中旬から、「ガスト」のパンケーキや「バーミヤン」での天津飯など一部商品の販売を休止。大手焼肉チェーン「焼肉きんぐ」も3月3日より、「【すき焼専用】トリュフ香るTKG」と「【焼肉専用】韓国のり玉ごはん」を卵抜きで提供すると発表。
卵を使用したメニューの休止や制限といった動きが、様々な店で相次いでいる。
そんななか、ある鶏卵会社の経営者が呟いたツイートが注目を集めている。