2023年4月9日 06:00
ばぁば6人、ピザも元気もおまちどお!平均年齢78歳のおばあちゃんたちが始めた「BaBaピザ」
これ以上の健康法はないでしょう」
孫3人、ひ孫7人という最高齢86歳のトキさんは、今も“二足のわらじ”で働き続けている。
「週末をここで働いて、その間の平日の2日間、地元の病院でお掃除のアルバイト。その病院では、38歳の孫が受付をしてるんですよ。
健康法?特にないわ(笑)。ただ、子供のころから九十九里の浜で潮水をたっぷり浴びながら遊んだことで鍛えられたのかね。
みんな、私が元気だって言うけど、よくよく考えたら、この店を始めてからの4年間、誰一人として大病して休んでいない。だって、このピザ屋には病気のもとといわれるストレスがないもの。やっぱり、腹にためずに、好き勝手に言いたいことを言い合ってるのがいいんだわ」
■ピザ店を営むことが元気の秘訣100歳まで働くのも夢じゃない
全員が口をそろえて、「金・土・日が生活の核になっている」と話した。
タカコさんは言う。
「この3日間を元気で店に出るために、みんな、ふだんから自己管理して生活してます。各自の分担も決まっている流れ作業だから、誰か一人が欠けてもダメなんです。ここでは、6人みんなが、必要とされている人なんです」
まかないを食べながら話している間も、テークアウトの注文が入ったりして、中座を余儀なくされる。