キラー・カーンが“自転車事故騒動”を乗り越え居酒屋を再開「高木ブーさんが励ましてくれた」
悲しいですよ。でも30年来のお付き合いがある高木ブーさんが『(騒がれたのは)有名人だったからですよ』と励ましてくれて、胸が軽くなりました」
閉店した「居酒屋カンちゃん」は、故・尾崎豊が愛したカレーライスでも知られていた。“場外ダウン”した失意のカーンさんだが、再起を決意させてくれたのは、プロレスラーになる前の大相撲時代の兄弟子のおかげもあったという。
「店を辞めたところで、ひとり暮らしの無職のジジイでしょ。一時は本当に生活保護をもらうか、ホームレスになろうと思ったんだけどね……。ある日、元関脇の栃東関(※玉ノ井親方の父・栃東知頼さん(78))から電話で『負けんなよ。お前はそんなことをやる人間じゃない』って言われて号泣してね。それで再びやる気になったんです」
以前に比べるとこじんまりした店になったが、新店では長年の夢だったことを始めたという。
“昼カラ”だ。
「演歌が大好きで、こう見えてCDも数枚出しているんですよ。午後5時からが居酒屋で、午後1時半からはドリンク・乾き物付きで歌い放題のカラオケをやっています。料金は1人1500円。
頼まれれば僕も歌いますが、おばあちゃんのアイドル、おじいちゃんのライバルが目標です(笑)。