くらし情報『「生き残った側としての責任」元ジャニーズJr.奥村颯太さんが退所後に白血病経験の発信を始めた理由』

2023年4月23日 06:00

「生き残った側としての責任」元ジャニーズJr.奥村颯太さんが退所後に白血病経験の発信を始めた理由

奥村さんが白血病と診断されたのは3歳になる少し前。’03年の1月頃のことだったという。

Twitterには、《母が経験した出来事があるのですが、周りのママ友に子供が癌であると話した時に、友人たちが子供に癌がうつらない様に自分達から離れていったと語っていました》と過去の体験を投稿していた。

「僕自身は幼かったので、入院中や闘病生活のことはあまり覚えていません。実は母からも聞いているのも、うつらないようにママ友が離れていった……という話ぐらいなんです。これは20年前の出来事ですが、理解が深まっていないがゆえに病気で差別されてしまうということは、今でもあるんじゃないでしょうか。

大変なことはもっとたくさんあったはずですが、母は辛かった記憶を僕に植え付けないように話さないようにしてくれているのだと思います。『検査を頑張ったらゲームを買ってあげる』とご褒美を用意してくれていたのはよく覚えています」

5年後、8歳で寛解。
’12年に11歳でジャニーズ事務所に入所したが、その理由も闘病経験にあった。

「入院中に仲良くなった女の子と男の子の友達が2歳で亡くなっているんです。僕とは違うタイプのがんでしたが、2人が亡くなって僕は生きているというのは、『なんで僕なんやろ』と何回も思いました。

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