くらし情報『ピーコにも行方不明報道が…認知症による徘徊・失踪防ぐなら「靴に名前」を!』

2023年4月26日 06:00

ピーコにも行方不明報道が…認知症による徘徊・失踪防ぐなら「靴に名前」を!

(写真:PIXTA)

(写真:PIXTA)



“オネエキャラ”で、一世を風靡した双子タレントの「おすぎとピーコ」。4月中旬、兄にあたるピーコ(78)が「行方不明になった」と報じられ、騒然となったことは記憶に新しい。エアコンやテレビもつけっぱなしで姿を消してしまったため、近所の人は不安をあらわにしていた。

その後、ピーコは昨年から認知症を発症し、スーパーで万引を繰り返した結果、今年3月25日に逮捕・書類送検されていたことが明らかになった。現在は、高齢者施設に入所しているという。状況を知らない近所の人から見れば“行方不明”状態だったわけだが、認知症の人の徘徊・失踪は珍しいことではない。

「ピーコさんの症状はわかりませんが、一般的に認知症患者の場合、家にいながら〈家に帰りたい〉などと思って外に出て徘徊し、迷子になってしまうケースがよくあります」

そう話すのは、認知症に詳しいメモリークリニックお茶の水理事長の朝田隆さん。

「徘徊に出た先で、事故に巻き込まれたり、夏は熱中症に、冬は低体温症などになったりして亡くなるケースもあるので注意が必要です」

朝田さんは、約40年間、認知症患者の診察をしてきたが、これまで4人の患者が徘徊先で亡くなっているという。

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