2023年5月11日 19:40
実名報道の可能性も…銀座で「ロレックス」強盗少年たちの“浅はかな犯行”に待ちうける重い代償
と供述しており、SNSで募られた“闇バイト”の可能性が指摘されている。
「グループが店に押し入ってから逃走するまで、その時間わずか約2分。彼らのうちの1人が『まだ大丈夫。30秒はいける』と指示していたことが明らかになっています。また、逃走した車はレンタカーでしたが、盗んだナンバープレートが付けられていました。事前に計画した上で犯行に及んだものと見られています」(前出・全国紙記者)
昨年4月に成年年齢が18歳に引き下げられ、事件を起こした彼らのうち3人が“大人”だ。従って、重大な事件を起こせば“重い代償”を背負うことになるという。
「同時期に施行された改正少年法で18、19歳は『特定少年』の枠組みとなりましたが、事件の管轄は基本的に家庭裁判所です。
しかし、家庭裁判所が保護処分ではなく刑事責任を負うべきと判断した場合、事件を検察官に送る『逆送』の手続きが取られます。さらに逆送で起訴された場合は実名報道が解禁され、20歳以上と同じ裁判を受けることになるのです」(前出・全国紙記者)
さらに、問われる責任はそれだけにとどまらないという。
「店が計り知れない被害を受けているので、民事で多額の損害賠償が請求されることが予想されます。