くらし情報『『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎も悩む乱視 手術費用は?自己診断で命の危険も…医師が語る治療法』

2023年6月10日 06:00

『ONE PIECE』作者・尾田栄一郎も悩む乱視 手術費用は?自己診断で命の危険も…医師が語る治療法

ただ、すごくひどい人や円錐角膜による乱視の場合は、手術というのも視野に入ってきます」(平松医師・以下「」内同)

手術による乱視の治療法としてはレーシックとICLが一般的だという。

「レーシックは角膜を削って乱視を治すもの。ICLは目の玉の中に人工のレンズ、簡単にいうとコンタクトみたいなものを入れて乱視及び近視を治します。円錐角膜による乱視だと、角膜内リング・クロスリンキング・角膜移植などで、乱視を矯正する方法もありますね」

レーシックやICLの場合、保険適用にはならない。費用としては、レーシックの場合20~40万円、ICLだと40~70万円ほどが相場だ。

「自費診療のため値段は病院によってピンキリです。レーシックのほうが一般的に安いことが多く10万円代から施術をする病院もあります。レーシックは機械による細かい手術ができますが、角膜を削ってしまうのでやり直しが効きません。


一方ICLはレンズを入れるだけなのでやり直しが効きやすい。その代わり、人間の手でレンズを入れるので、たとえば乱視が112度なのを112にピッタリ合わせるのってとても難しいんです。なので、“大体”乱視を治すとか、“大体”近視を治すという形になります」

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