梅雨時期のカビ増殖を防ぐ! 1日5分の曜日指定でお掃除ローテーションを
「カビは真菌性肺炎やカビアレルギーなどの健康被害を起こす危険性があります。そのためもっとも注意すべきは、実は風呂場より、ベッドなどの寝具やエアコンなんです」
風呂はいくら長湯でも1時間程度だが、寝具は睡眠時間中、エアコンは部屋に滞在中ずっとカビを吸い続けることになるからだ。
■頑張りすぎず、土曜はお休みに
曜日ごとに行う、梅雨カビを防ぐ「5分掃除」の方法は次のとおり。掃除場所は連想ゲーム形式で覚えよう。
【日曜日】日→太陽→上→「風呂場の天井・エアコン」
風呂場をカビの温床にしないよう、天井のケアを。
「休日の方が多い日曜には、家族の手も借りて高いところを。1つは風呂場の天井です。“カビ牧場”と化して家中にカビの胞子を振りまく大本をやっつけましょう」
アルコールジェルを古布に塗って、フローリングワイパーに装着し、天井に塗っていく。
「塗るだけで、洗い流す必要はありません。ただ、アルコールはカビを殺してくれますが、すでについた黒いしみの漂白はできません。でも、何度か繰り返すと消えますから、焦らずに続けてください」
注意したいのは、カビ掃除に使った古布の処理方法だ。
「洗うと胞子が飛び散り、かえってカビを拡散させますから、洗うのは×。