有村架純 瀬名の最期に涙…大河に繋がる“夫”松本潤から10年前にプレゼントされた“花”
「有村さんの撮影が終わると、松本さんは抜け殻になったように力が抜けてしまったのだとか。その姿は有村さんが少し心配になるほどだったそう。小心者の家康としっかり者の瀬名の役柄のとおりですね」(制作関係者)
放送中の大河ドラマ『どうする家康』(NHK)で、徳川家康の妻・瀬名を演じる有村架純(30)。
家康を演じる松本潤(39)は有村についてこう語っている。
《瀬名のキャラクターとも相まって無条件に安心感を与えてくれる存在で、ずっと支えられてきました》(『NHK大河ドラマ・ガイドどうする家康 後編』)
有村と松本の共演は今回で3度目となる。
「1度目は’14年のドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)での兄妹役。2度目は映画『ナラタージュ』(’17年)で、禁断の恋に落ちる教師と元生徒役でした。
そして今回が夫婦役。
役柄として距離が縮まるのと同時に、2人の信頼関係も強くなっているのでしょう。お互いに安心して撮影に臨めたと話していました」(前出・制作関係者)
初共演の『失恋ショコラティエ』の撮影中、有村は松本からあるものをプレゼントされたという。
「ドラマの撮影中に21歳の誕生日を迎えた有村さんは、“松本さんおすすめのDVDが欲しい!”とリクエスト。松本さんはそれに応え、年齢と同じ21本のDVDを贈ったといいます。
それに加えて松本さんは、バラもプレゼント。青と黄色のバラだったそうです」(前出・制作関係者)
青のバラには「奇跡」「夢かなう」という花言葉がある。
「有村さんはかねて大河ドラマに憧れていたそうで、今作が念願の初出演でした。約10年前の初共演時、松本さんには有村さんは非常に若くてキラキラして見えたそうですが、頼もしく成長した有村さんを誇らしく思っているでしょうね」(前出・制作関係者)
見事に「大河出演」という夢をかなえた有村。
その役柄には、黄色のバラの花言葉「献身」がぴったりで……。
「有村さんが今作で演じた瀬名は従来、悪女とされており、家康との夫婦仲も悪かったと伝えられてきました。
しかし、今回の家康と瀬名は仲よし夫婦。瀬名は、徳川家を守るために生きた良妻という新解釈で描かれています」(前出・制作関係者)
放送では、瀬名の最後の登場が近づいている。「瀬名の最期のシーンの台本を初めて読んだとき、有村さんは思わず涙を流したそう。有村さんとしても思い入れの強い役になったようです」(前出・制作関係者)
「奇跡の献身」妻を演じ、10年越しに松本からの2色のバラの指令を完遂した有村。安堵の殿が抜け殻になるのも無理はない!?
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