「結婚の必要があるならしていたかも」GACKT 人生変えた“芸能人恋人”との大失恋を告白
(撮影:竹中圭樹)
【前編】「よくここまで生きたな」GACKT語った50歳の死生観…家族には「沖縄の海に散骨して」から続く
「ボクの人生って、叩かれてばっかりでしょう(苦笑)。叩かれて強くなったっていうんじゃなく、叩かれても響かなくなった。どうでもいいことと認識できるようになっただけですよ。ボクへのバッシングに関しては、30代の後半ぐらいで『まあ記者も生活あるしな』とか『これで稼がなきゃいけない人もいるんだよな』なんて考えるようになりました。
この前、たまたまボクのことについて書き込みしているものを見たんです。そしたら質問と、その回答みたいなのが書いてあって。
《なぜGACKTはいい年でイケメンなのに結婚してないんですか。モテないんですか》
《金持ってても50になって結婚してなかったらそもそも負け組》
そういうふうにしかマウントとれない人もいるんですよ。
多分この人は結婚しているんでしょう。でもボクはその書き込みを見て「こんなイケてる負け組、そりゃ恨まれるよな」と。いちいち腹を立てない、周りの虫の鳴き声に反応する必要もない。
若いころより、今は怒らなくなりました。もちろん世の中に対する怒り、人に対する怒りの感情は消えることはないですけど。