くらし情報『精神科医・和田秀樹さんが指南! 50代から「幸齢者」を目指す賢い老い方』

精神科医・和田秀樹さんが指南! 50代から「幸齢者」を目指す賢い老い方

前頭葉が劣化すると意欲が低下し、物事への関心が薄れていく。そして思考の切り替えも悪くなるので、新しい発想や創造性がなくなっていきます。しかし、50代から日常的に前頭葉を刺激することで、70代、80代になっても老化を遅らせることができる。最も効果的なのが、ジャンルを問わず、いつもと違うことに挑戦すること。毎日が実験だと思ってトライする習慣を身につけておけば、前頭葉の機能を高めることができるのです」

たとえば、ランチは決まった店にばかり行くのではなく、ときどき初めての店にトライしてみる。おいしくないかもしれないが、未知の領域に足を踏み入れることで、前頭葉が刺激されるという。

「老化を遅らせることができれば、70代以降も継続して、自分でやりたいことを長く続けられます」

50代、60代のうちから、70代以降は“老いを受け入れ、我慢せずに好きなことをやる”。そして“年を取ると楽しいことが待っている”と楽しみにするーー。


今から“幸齢者”の意識を持っておくことも、賢い老後の生き方かもしれない。

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