くらし情報『杉浦幸『ヤヌスの鏡』では先生役の山下真司さんに30回も投げ飛ばされました』

杉浦幸『ヤヌスの鏡』では先生役の山下真司さんに30回も投げ飛ばされました

’80年代を席巻した大映ドラマならではの、過剰な演出や浮世ばなれしたセリフにも悩まされた。

「ウエディングドレス姿でオープンカーに乗ったり、風見しんごさんに『昨夜はどこに行ってたんだよ』と聞かれ『天の川で夕涼みしてたのさ』と答えたり……。どんな気持ちで演じていいのか困るシーンが多いんですよね(笑)」

■撮影中に意識を失い、気がつけば病院に

初井言榮さん演じる祖母から、折檻されるシーンも印象に残っている。

「テレビ局には『そんなにぶたないで』という手紙が届くこともあったほどですが、初井さんはちゃんと寸止めしてくださっていました。でも、私は痛い表情がなかなか作れなくて。そんなとき、監督から定規でペシッと叩かれて『その顔だよ』と言われて、ハッとしたことも。父親役の前田吟さんは、私が監督に怒られてどうしていいのかわからなくなると、私が冷静になれるよう『お手洗いに行く』などと理由を作り、『大丈夫、大丈夫』と励ましてくださいました」
教師役の山下真司に何度も投げ飛ばされるシーンにも挑戦。

「20回も30回も投げ飛ばされていると、お互いに疲れて間合いが悪くなるんです。
それで、受け身をうまく取れずに、頭を強く打ってしまいました」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.