「スカスカで絶句」宮﨑駿新作 異例の公開1カ月後にパンフ販売も“劇中カットだらけ”でファン怒り
『もののけ姫』動員・配収新記録の会見での宮崎駿監督
現在公開されている、スタジオジブリ・宮﨑駿監督(82)の長編アニメーション最新作『君たちはどう生きるか』。ストーリーや声の出演者といった情報が一切明かされないまま7月14日に公開されたものの、興行収入は初週で21億円を突破。さらに公開から約3週後の8月7日には興収54億8000万円、観客動員数は約361万人を記録。異例の大ヒットとなっている。
映画をより理解する上での“副読本”としておなじみのパンフレットにおいても、常識破りの手法が取られていた。
同作のパンフレットは“映画を事前情報のない状態で楽しんでほしい”という思いから、通例とは異なり、公開日には発売されず、後日、劇場もしくは通信販売されるという形式だった。
「パンフレットは劇場で映画を鑑賞する前後に購入する人がほとんどのため、公開から時間をあけて販売するという手法はほとんど聞いたことがありません。売上面においても、下がることが予想されますしね。
また、『君たちはどう生きるか』のストーリーはこれまでのジブリ作品と比べて、“抽象的”“難解”という声が多い作品。それゆえ、パンフレットを望むファンも非常に多かった。