鈴木亜美「デビュー当時、歌手活動は3年ぐらいだと思っていました」25周年の感慨を語った
「でもそのときも、芸能界を辞めようとは考えませんでした。家族といっしょに自主レーベルを立ち上げ、自分たちでCDを制作したのですが、音楽制作の大変さを実感しました。
そのあといまの会社(エイベックス・マネジメント)に移籍しましたが、今にいたるまで関わってくれたスタッフには感謝しています。」
アイドル時代を経て、DJにもチャレンジした。
「どちらも良さはありました。アイドルとしては、小室さんが私の長所を引き出してくれましたので、ある意味、分かりやすい良い道筋がありました。いっぽう、自分でDJをやったりするのは大変ではありますが、アイドル時代とはまた違った満足感もありました。
実は私、アイドルとして活動できるのは、がんばっても3年ぐらいかと思っていたのです。よくて5年とか……。
もともとアイドル気質ではなくて、当時もマネージャーからは“ちっちゃなおじさん”と呼ばれていたほどですから(笑)」
現在はタレントやユーチューバーとしても活動の幅を広げており、「肩書を歌手と書かれるのは恥ずかしい」と笑う。「昔から仕事にはポジティブですけど、自分のことをクールに見ているところがありました。特に子供が生まれてからは、“自分は母親”という気持ちが強くなりましたね。