娘の目の前で射殺されたマイクロソフト社の重役 元妻が第一級殺人で逮捕
昨年2月に米フロリダ州ジャクソンビルビーチでマイクロソフト社の重役だったジャレッド・ブライドガンさん(当時33)が射殺された事件で、大陪審は8月17日にブライドガンさんの元妻シャナ・ガードナー=フェルナンデス被告を第一級殺人ほか複数の罪で起訴した。NBC NEWSなどが報じている。
4児の父でもあったブライドガンさんは事件当時、2歳の娘と車に乗っていた。道路に転がっていたタイヤを取り除くため車を降りたところを至近距離から複数回撃たれたという。
今年1月にヘンリー・テノン被告(61)が、3月にはガードナー=フェルナンデス被告の現在の夫であるマリオ・フェルナンデス被告が、それぞれ第一級殺人の共謀罪で逮捕・起訴されている。そして事件から1年半が経った今月17日、フロリダ州のメリッサ・ネルソン州検事は、この2人と共謀した主犯として、シャナ・ガードナー=フェルナンデス被告を起訴した。
「冷徹かつ計算され尽くした殺人において、シャナ・ガードナーは中心的で重要な役割を果たしました。被告は第一級殺人、第一級殺人の共謀と勧誘、児童虐待の罪に問われており、検察側は死刑を求刑するつもりです」とネルソン検事は記者会見でコメント。