ニセの“殺し屋斡旋サイト”に我が子の殺害を依頼した10代のカップル、起訴される
ガマリエル・ソーザ(左)ジャズミン・パエズ(右)/(Photo:Miami-Dade County Corrections and Rehabilitation Department)
米フロリダ州デイドで、ヒットマンに自分の息子を殺させようとしたジャズミン・パエズ被告(18)とその恋人ガマリエル・ソーザ被告(18)が逮捕、起訴された。
NBC MIAMIによるとパエズ被告は3歳の息子の殺害をたくらみ、「Rent-a-Hitman」という殺し屋斡旋サービスのウェブサイトに依頼を送信。しかし、これはジョークのためにつくられたパロディサイトだった。管理人のロバート・イネス氏はあまりにも具体的な依頼内容に危険性を感じ、警察に通報したという。
マイアミ・デイド州当局は7月にパエズ被告を逮捕。その後の捜査で、恋人のガマリエル・ソーザ被告も共謀していたとして今月30日に逮捕されたという。パエズ被告の携帯電話にはメッセージのやり取りが残っており、「問題は子どもなんだよ。わかるだろ?俺はきみを自由にしてやりたいんだ」とソーザ被告がパエズ被告をそそのかしていたとNew York Postは伝えている。
逮捕されたソーザ被告は「パエズさんは、子どもを森に連れて行ってクマに食べられるか、沼で溺れるかすればいいと置き去りにしたんです」などと供述しているという。
2人は第一級殺人共謀罪と通信器機の不法使用で起訴された。パエズ被告の息子は親戚に保護され無事とのことだ。
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