SNSで人気の「世界一辛いチップス」を食べた高校生が死亡
キャロライナ・リーパー(写真:アフロ)
TikTokをはじめとしたソーシャルメディアでトレンドとなっている「ワンチップ・チャレンジ」で、米マサチューセッツ州在住の高校2年生が命を落とした。CBS系列のWBZが報じている。
ワンチップ・チャレンジとは、テキサス州のスナック菓子ブランド「Paqui」が10ドル(約1400円)で販売するトルティーヤチップ「One Chip Challenge」を食べるというもの。ひつぎ型のパッケージに、黒いトルティーヤチップが1枚だけ入っており、キャロライナ・リーパーとナーガ・ヴァイパーという2種類の唐辛子粉末がまぶされている。ナーガ・ヴァイパーは’11年、キャロライナ・リーパーは’13年にそれぞれギネスワールドレコーズで「世界一辛い唐辛子」に認定された種だという。
この激辛チップを食べた後に水を大量に飲んだり、辛さでのたうち回ったりといった反応を撮影してシェアすることがTikTokなどで流行している。
先週、学校でこれを食べたハリス・ウォロバさんは気分が悪くなり、保健室へ。養護教諭から連絡を受けて迎えに行った母親のロイス・ウォロバさんが見つけたのは、ベッドでお腹を押さえてうずくまっている息子だった。