「国民はドリル優子を忘れない」小渕優子議員 内閣改造での“重役登用”に非難轟々
(写真:アフロ)
9月13日に予定されている内閣改造・党役員人事。各メディアによると、岸田文雄(66)総理大臣は小渕優子議員(49)を自民党の選挙対策委員長に起用する意向であるという。一部メディアでは、小渕議員の党4役への起用は女性の積極登用をアピールする狙いもあるとみられると報じている。
第84代総理大臣である小渕恵三氏(享年62)を父に持つ小渕議員。恵三氏は’00年4月の総理在任中に脳梗塞で倒れ、5月に急逝。その翌月に小渕議員は自民党公認で出馬し、初当選を果たしている。’08年には内閣府特命担当大臣として少子化対策や男女共同参画などに携わり、’14年には経済産業大臣に就任。ところが大臣当時、大きなスキャンダルが発覚した。
「政治資金規正法違反が報じられ、その影響で経済産業大臣を辞任しました。東京地検特捜部が後援会事務所などを家宅捜索したところ、会計書類などを保存したパソコンのハードディスクに電動ドリルで破壊された痕跡が見つかったのです。そこでネットを中心に、『ドリル優子』という異名を持つことに。小渕議員は嫌疑不十分で不起訴となりましたが、“証拠隠滅”疑惑によって国民からの信頼を失う結果となってしまいました」