「僕を利用してください」羽生結弦と『24時間テレビ』で交流の被災地農家が明かす“絶大な反響”
放送直後に出店した祭りではスムージー約980杯が完売し、物産展には2時間待ちの行列ができたそうだ。
「復興について話したとき、羽生さんは『食べることで応援できるなら、食べます!』とおっしゃっていました。その言葉を受けて、羽生さんのファンの方がいっぱい食べに来てくださいました。“おいしい!”と喜んでくださって、本当にたくさんのエールもいただきました」(前出・山口さん)
■羽生ファンの応援で百貨店から出店オファー
そして、羽生とファンによる支援は一時的な流行で終わらず、今でも復興の力になっているという。
「今年4月、仙台の百貨店の催事に出店しましたが、それは羽生さんのファンの方々の声で実現したことでした。バイヤーから『“山口さんを呼んでください”とたくさん言われたので……』と、オファーが来たのです。羽生さんが表紙のスケート雑誌で出店を取り上げていただいたこともあります。東北からの支援が多かったのにも、羽生さんの影響が大きかったと思います」(前出・山口さん)
最後に山口さんは、対談で伝えきれなかった羽生への感謝を告白してくれた。
「まずは震災直後に厚真町に来てくれたことにお礼を言いたかったです。