「金」が高騰し、1グラム1万円超に。家に眠る18金アクセサリーが高値で売れる!
という投資信託があります。
実物の金より手数料は安めで、1万円以下から投資可能。投資を積み増していけば、実物の金と交換できる金ETFもあります。
とはいえ、円安の進行など為替は予測がつかないもの。金は短期的なもうけを考えず、子孫に残すような長い目で見た資産形成だと考えるほうがよいでしょう。
反対に「金が高いなら、売りたい」という方もいるのでは。自宅にある金を高い時期に売るのはいいと思います。
一般に、純金は24金といい、アクセサリーなどは18金が多いでしょう。
18金に含まれる金は24分の18、つまり75パーセントです。18金のアクセサリーなどを買い取ってもらう場合、金自体の価値は金の買取り相場の75パーセント前後になると考えればよいでしょう。
金は鎖などが壊れていても問題なく買い取ってくれます。バブル期に流行した喜平型ネックレスなどは重いので、よい値段がつくでしょう。ご自宅に“埋蔵金”がないか、探してみては。
なかには「金の価格なんて関係ない」という方もいると思います。ただ、金高騰の原因である円安は、ガソリンや小麦など輸入品の価格を押し上げ、物価を高騰させます。
帝国データバンクによると、’22年は2万5千品目以上、’23年は3万品目以上の食品値上げが行われましたが、円安の進行はさらなる値上げにつながりかねません。