【回答全文掲載】小渕優子議員に聞いた“ドリル事件”の顛末「全くの事実誤認!業者が穴をあけた」
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このことについては、平成27年(2015年)10月19日、調査を委託していた第三者委員会が都内で記者会見をして、調査結果を公表しました。その際、調査結果報告書を会見に参加したマスコミに配布し、説明と質疑応答をしました。ご質問のハードディスクの件についても、同報告書の中で「高崎事務所のパソコンのハードディスクの破壊」と独立した項目が設けられ、調査結果が記載されています。
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調査結果には大要次の事実が認定されています。すなち、パソコンがサーバーにつながらなかったり、つながっても切れてしまうという不具合があったところ、異音がしたり動作が止まったりしてしまうなどの状況悪化が生じたので、事務所の秘害がパソコン販売業者に連絡したところ、販売業者が同事務所を訪れサーバーの状態を確認し、サーバーを新品に交換した方がよいという結論になり、同事務所のパソコン1台のハードディスクにバックアップをとり、販売業者にサーバーの処分を依頼した。その後、地検からパソコン等の提出を求められたので、「サーバーは壊れたため、業者に引き取ってもらった」旨説明するとともに、販売業者にサーバーを持参してもらったが、すでに同業者によってサーバー内のハードディスクにドリルで穴が開けられた状態だった。