カセットコンロで爆発死の危険 秋冬に気を付けたい間違った使い方8
カセットコンロは使い方を間違えると引火して爆発する危険も
カセットコンロ使用による事故が続いている。
広島市では9月23日、男性が焼き肉中にカセットコンロが爆発し火災が発生。アパート800平方メートルが全焼し、男性は全身にやけどを負った。
また、東京都内のイタリアンレストランでも9月26日、カセットボンベのガス抜きをしている最中に爆発。店員や客らが軽いケガを負ったという。
「便利なカセットコンロですが、使い方を間違うと大事故に。鍋を囲むことが増えるこれからの時季は、とくに注意が必要です」
そう警鐘を鳴らすのは、独立行政法人製品評価技術基盤機構の宮川七重さんだ。
カセットコンロは使い方を間違えると引火して爆発する危険も。
楽しい家族団らんや宴会が無残な事故現場に変貌するかもしれないーー。そこで、次の注意点を覚えておこう。
【注意1】カセットボンベの装着方法が間違っている
カセットボンベの口の隙間が空いている部分“切り欠き”を上にして本体に水平にカチッと音がするまで差し込む。切り欠き部分を下にしたり、斜めにずれていたりすると、本来は気体で出るはずのガスが液体のまま出て爆発の恐れが。