海の幸を応援! 中国が日本の水産物輸入停止…ポイント還元や送料無料でお得に
月24日から福島原発の処理水の海洋放出が始まったことで、中国は日本産水産物の輸入を全面的に停止しました。今も輸入停止が続いています。
農林水産省によると、’22年の水産物の輸出先は中国が1位。輸出額は871億円で、水産物輸出全体の22.5%にのぼります。品目別ではホタテが467億円、ナマコが79億円、カツオ・マグロ類が40億円。水産業は大きな販路を絶たれ、大打撃を受けています。
そんななか、国内での販路を広げようといち早く動いたのは、北海道函館市でホタテ加工業を行う「きゅういち」。9月4日に消費者向けのネット通販サイトをオープンすると10日間で1千700件以上の注文があり、1千500万円を超える売り上げがあったそう。
今も、ホタテ貝柱3kgが1万2千円(送料込み)など、割引価格で販売中です(セール価格は10月20日現在、税込み、以下同)。
ホタテ輸出額の8割を占める北海道も、9月15日に「食べて応援!北海道」キャンペーンを発表。北海道庁の地下食堂で行うホタテフェアが好評のほか、国内外に18店舗を展開するアンテナショップ「北海道どさんこプラザ」でもキャンペーンを開催中です。
■東京電力は禁輸措置被害も賠償する予定
また、東京都も「食べて応援!海の幸キャンペーン」