「1カ月前にも不渡り」ガイア倒産の裏で点灯していた“黄信号”…業界再編の幕開けか
■倒産続発、高まる危機感
ただ、競合も例外でない。コロナ禍を契機にパチンコホールの倒産は相次ぎ、業界内で危機感が高まっている。東京商工リサーチによると、2022年の倒産は39件と過去10年間で最多だった。2023年も9月までに25件に達している。
業界関係者は「遊技人口の減少は深刻で、市場競争が激化している。資金不足で遊技台を入れ替えられないパチンコホールの淘汰が進んでいる」と明かす。
ガイアの倒産は、業界再編の序章かもしれない。
(文:笹川賢一)