「独裁宣言?」岸田首相 増税メガネ批判を“無視宣言”で「聞く力」放棄…国民の怒りもピークに「いよいよ化けの皮が」
(写真:時事通信)
直近の調査で支持率が過去最低を記録するなど、厳しい局面を迎えている岸田内閣。しかし、岸田文雄首相(66)が放った“宣言”がさらなる顰蹙を買うことに――。
11月2日夜、記者会見に臨んだ岸田首相は、デフレ脱却の瀬戸際にあるとし、国民の可処分所得を最大化するために、来年6月に向けて所得税と住民税で合わせて4万円の定額減税を行うことを説明。さらに、住民税が非課税となっている低所得者層には7万円の給付をする予定であることを発表した。
経済対策に強い意気込みを見せた岸田首相だが、記者から「増税メガネ」と批判されているいることへの見解が問われる場面が。すると、「増税メガネと呼ばれていることは知っている」としたうえで、こう答えた。
「どんなふうに呼ばれても構わないと思っています。どんな呼ばれ方をしようとも、やるべきだと信じることをやる。
こうした姿勢はこれからも大事にしていきたい」
「増税メガネ」という批判に対して“無視”して、信じた道を貫くという強気な姿勢を見せた岸田首相。しかし、岸田首相といえば、就任当初から「聞く力」をアピールしてきた。
「21年の自民党総裁選に出馬した際に岸田首相は『民主主義で最も大切な「国民の声」