草彅剛 朝ドラ初出演奮闘にあった35年前の“稲垣吾郎に敗北”した過去
「放送1カ月が経過した『ブギウギ』の世帯視聴率の番組最高記録は第19回の16.7%でした。この回は作曲家・羽鳥善一を演じる草彅剛さん(49)が初回に続き再登場。自らの夢を追って列車で東京へ向かうシーンでした。局内でも“やはり草彅さんは持っている”と評判です」(制作関係者)
趣里(33)が主演するNHK連続テレビ小説『ブギウギ』。戦後の大スター・笠置シヅ子が主人公のモデルとなる作品だ。草彅はヒロインの鈴子に楽曲を提供する名作曲家役を演じている。
「草彅さんは座長を務め緊張気味の趣里さんを前に、おどけた表情をしてリラックスさせるなど、現場を和ませています。趣里さんの演技後に『最高のシーンだった!』と褒めると、趣里さんが『草彅さん、昨日も言ってました』と笑顔で応じるなど、漫才のような掛け合いです」(前出・制作関係者)
ドラマや映画の主役としてヒット作も数多い草彅だが、意外にも朝ドラは今回が初出演。
『ブギウギ』の収録に入る前は主演作以上に気合を入れていたという。
「実は草彅さんはSMAP結成直後にメンバー6人で朝ドラ『青春家族』(’89年)のオーディションを受けました。その結果、稲垣吾郎さんが合格し、ドラマデビューを果たしました」