くらし情報『GACKT 20年前の初自伝『自白』で明かしていた「白血病の彼女との悲恋」』

GACKT 20年前の初自伝『自白』で明かしていた「白血病の彼女との悲恋」

それを叶えてくれる人と一緒にいたほうがいい。

独占したい気持ちがわからないわけじゃない。僕だって、独占欲は強かった。異常なほど強かった。それは今も、僕のなかにある。

でも、独占欲は人を不幸にすると知ってから、意志の力で抑えている。自分でコントロールしているんだ。

自分の好きな人が、僕以外の人を好きになったとしても、それは、相手の判断だ。
仕方ない。僕よりも、好きな人ができたんだったら、それはそれでいい。その人が、相手にとっては必要なんだから。

でも、だからといって、僕が相手を好きじゃなくなるわけじゃない。僕が相手を好きだという気持ちは、僕の勝手な気持ちなんだ。相手にその気持ちがまったくないのなら、僕は、自分の気持ちを抑えていけばいい。

それが、今の僕の恋愛スタイル。

僕が好きだという気持ちは貫きとおすけれども、相手がそうじゃないことだって、当然ある。
それは完全な失恋だけど……。

■彼女のほうから、もうこれ以上は一緒にいられない

とても痛い失恋をしたことがある。20歳ぐらいのときだった。相手は2歳ぐらい年上で付き合ったのは4カ月……。

突然、言われた。

「白紙に戻そう」と。

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