毎月の振込手数料ムダ払い、クレジットカードのポイントもらいそびれ……「自動引落し」見直しで年40万円得する!
なので給与口座から他行に振り込むと思いますが、みずほ銀行なら手数料は220円。毎月だと年2千640円のムダです」(高山さん)
「『今ならポイント〇倍』につられて不要なクレカを作る、『〇〇ポイント進呈』にのせられて手数料の高いリボ払いを選ぶなど“目先のお得感”に弱い人は要注意です。直感で飛びつかず、デメリットを吟味しましょう」(黒田さん)
効果の大きい見直しは?
「節約額が大きいのは保険の見直しです。子どもが独立したら、大きな保障の生命保険は不要。保障の重複の整理でも保険料は減額に。
また、支払いをクレカに一本化すると、明細でお金の流れも一目瞭然。ポイントもたまり、月3万円以上の節約にも」(高山さん)
「お金だけでなくムダな時間が減る効果もあります。口座間の預け替えやたくさんのクレカを管理する手間がなくなれば、楽しいことに時間が使えますよ」(黒田さん)
では実際の事例を見ながら、節約効果を見てみよう。
■CASE 1
転職して給与が振り込まれる銀行が変わったが、光熱水費の引き落としは以前の口座のまま。毎月、振込手数料を払って他行口座への預け替えをしている。
【見直し点】
○他行口座への振込手数料
○光熱水費がまだ口座引落とし
【解決策】
口座引落としをやめて、光熱水費の支払いを1枚のクレカに集約する。