茨城のNPO「キドックス」…保護犬の世話を通じてひきこもり等の若者の社会復帰を支援
をオープン。トレーニングを完了した犬と、新しい飼い主とのマッチングの場ともなっている。
スタッフ、ボランティア、家族、支援者らに支えられていくと同時に、キドックスはコロナ禍のなかで10周年を迎え、’22年4月には、現在の地にドッグランやカフェ、ペットホテルなども併設した「ヒューマンアニマルコミュニケーションセンター(HACC)キドックス」を開設。今日までに、約400人以上の若者が関わり、90頭以上の犬たちが里親にもらわれていった。
「ゆくゆくは、この活動を日本中に広げていきたい。人が人らしく、犬が犬らしく生きられる社会づくりの後方支援をするのが私たちの夢です」
人も犬も、ありのままの自分を取り戻せる居場所・キドックスを経て、今日もそれぞれが次のステージへのワンステップを踏み出してゆく。
【後編】犬と一緒に「人生のワンステップ」踏み出す――茨城のNPO「キドックス」の取り組みへ続く
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