【追悼’23】大橋純子さん、横山やすしさんに語った“最愛の夫との同棲時代”
82年4月8日号「横山やすしの『ほんまかいな』対談」でくだけた表情を
昭和を代表する名曲『たそがれマイ・ラブ』や『シルエット・ロマンス』を世に届けた大橋純子さん(享年73歳)が11月9日に逝去。東京・増上寺で営まれた告別式では、夫の佐藤健さんが「新しい旅立ちです。明るく見送ってください」と涙ながらに語った。
大橋さんは、『女性自身』1982年4月8日号に掲載された、横山やすしさんによる対談連載「ホンマかいな」にゲストで登場。このときすでに夫の佐藤さんと同棲しており、見出しには「彼と知り合って3カ月で同棲“未婚夫婦”10年目です」とある。
そして、横山さんとの軽妙なやりとりから、大橋さんの素顔が垣間見えた。
横山さんから独身かどうか尋ねられると、大橋さんは「いいえ」とキッパリ。
「もうかれこれ10年かな。
私が東京へ出てきた、デビューするまでの間、六本木あたりのクラブで歌っていた時期があったんですね。彼もバンドをやっていて……当時、彼はまだ学生で、アルバイトでやっていたらしいんです。たまたま紹介されて“僕、北海道なんです”“あら、私もそうなの”ということでお付き合いをはじめて、それからすぐ3カ月くらいで一緒に暮らしはじめたんです」