マヂラブ野田も危惧…令和に「一発屋芸人」がピタリと生まれなくなった“厳しいワケ”
12月24日に行われた「M-1グランプリ2023」を見事制し、結成5年目という歴代2位の若さで令和ロマンが19代目王者に輝いた。「M-1」を始めとする賞レースやバラエティ番組での活躍を機に、毎年いくつかの芸人がブレイクを果たしている。
しかしその裏でブレイクの筆頭だった“ジャンル”が絶滅の危機に瀕している。それは、「一発屋芸人」だ。
キャッチーなフレーズの一発ギャグやネタに火がつき、メディアや営業にひっぱりだこになる「一発屋芸人」。テツandトモ、小島よしお、エド・はるみ、スギちゃんらのように「新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞するなど、社会現象になった芸人も少なくない。
その名の通りブームが過ぎるとオファーがいきなり減ってしまうが常の「一発屋」だが、ここ数年は「一発屋」そのものがいないのだ。
ひょっこりはんやブルゾンちえみといった数々のブレイク芸人を輩出した『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)の元日恒例「おもしろ荘へいらっしゃい!」。
今年は「ちょんってすなよ」のフレーズでおなじみのちゃんぴおんずが優勝し、ネット上では盛り上がりを見せたものの、ブルゾンなどのように毎日のようにメディアに出演する“大ブレイク”にはいたっていない。