高島屋「崩れたケーキ」に批判殺到も、株価は値崩れせず
ケーキの配達トラブルに関して、高島屋公式ホームページに掲載されたお詫び文
《当該商品をお買上げいただきましたお客様、並びにお届け先のお客様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申しあげます》
12月25日、公式ホームページにお詫びの文を掲載したのは百貨店大手の高島屋。クリスマスイブに当たるこの前日、同社がオンラインで予約販売したクリスマス用冷凍ケーキ「<レ・サンス>ストロベリーフリルショートケーキ(5400円)」に関して「崩れた状態で配達された」という問い合わせが相次いでいたのだ。
SNS上では
《ぐちゃぐちゃ》
《宅配で高島屋のケーキを購入するのをやめます》
《子供が泣く》
など、高島屋という歴史ある百貨店を信頼してケーキを購入した消費者から悲痛な声が多く上がった。同社はケーキが崩れた原因について、製造から配送までのどの段階で問題があったのかの究明を急ぎ、崩れた状態で届いた購入者には返金のほか、個別の状況に応じて対応する方針だという。
信頼を失墜しかねない事態だが、意外にも高島屋の株価にはケーキトラブルのダメージは現れなかった。25日の株式市場では、前日比46円増の1993円と、株価が上昇している。