ゆうちゃみイメージモデルの有名脱毛クリニックが突然の全店休業…ずさんな経営実態を従業員が告発「何も知らず前日に契約した人も」
――経営不振の経緯というのは?
「22年の夏ごろから赤字経営になり、資金調達に苦労していたようです。社長の車や腕時計まで売って資金に充てていると聞きました。外国人のオーナーにクリニックを売却するという話も出たようなのですが、土壇場で白紙になったそうです」
――実際にクリニックで働いていて、経営が厳しそうだと感じたことはありましたか?
「脱毛業界では夏前が繁忙期なのですが、昨年夏ごろから明らかに新規のお客さまの数が減りました。今まで脱毛しかしてこなかったのに、その頃から脱毛以外の美容医療のメニューをいろいろと取り入れ始めたんです。現場は営業ノルマがきつくなり、新しく覚えることも増えたのに給料は減っていって……。不満を溜めている従業員も多かったですね」
――ほかにも兆候はありましたか?
「今年に入ってからは、新宿東口院が工事を理由にずっと閉まっていました。友人を紹介していただいたお客さまへの特典が、2万円の商品券から急に5万円の現金に変わったなんてことも。さらにこれまでは内金だけ支払って代金を延滞していたお客さまを放置していたのですが、11月中旬から急に回収を始めるように通達がありました。