GACKT自白!格付け個人76連勝“間違えない考え方”は「一部の金持ちが価値を決める」
メルローなら予想できる銘柄はニコイチ(二者択一)となるが、カベルネなら銘柄まで辿り着くのは異常なほど難しいだろう。メルローだったからこそ銘柄も自ずと当たったというだけにすぎない。その後、浜田さんに「勘弁してくださいよ、あんな出題!」と言うと「オマエが当てすぎなんや!オマエを間違えさせるためにこっちは必死なんじゃ!」と叱られる始末。なぜ叱られるのか。
【格付け】にはワインの問題が毎回出るが、そもそもワインを好きになったのは24歳の時だ。最初はグラスを回しているのがただカッコいいというレベル。何が美味しいかなどまったくわかっていなかった。飲んでいるワインのレベルも相当低かった。
基本、芸能人の友達が少ないボクにとっては起業家の友人たちと遊ぶことがほとんどで、その付き合いで彼らから教えてもらった多くの知識は人生の糧となった。経営者が集まる場に呼ばれて行くと、必ずと言っていいほど上質なヴィンテージワインが出てくる。それまでに飲んでいたワインとはまったく違うもの。『何故、これほどまでに味が違うのか、口の中に含んだ時の感覚がまったく違う』と。更に値段を聞いてビックリした。ワインに関する知識を彼らから聞き深みにハマり、世界各国からワインを集めるようになった。