「シャンシャンは素敵なお母さんになる」日本パンダ保護協会が太鼓判。ファンも一安心
パンダ愛がとても深くて大きなものだったからです。
私も小さいころから父親に動物園へ連れていってもらって、パンダを見て「かわいいな」とは思っていましたが、中国ではパンダが動物園にいるのが当たり前という感覚でした。日本に来て、日本人のパンダや動物に対する優しい心や温かな気持ちを知りました。
特にシャンシャンへの愛は特別ですよね。
ーー日本パンダ保護協会には里親制度があって、里親になると中国のパンダに会いにいけると聞きました。
はい、コロナ禍で行けなくなってから現在に至りますが、それまでは年に2回くらいのペースで会いに行っていましたね。その時も日本のファンの方々は、観光は一切せずに、『パンダだけを見たい』と主張されたりして、施設の人もびっくりしていました。
里親さんは世界各国にいらっしゃって、アメリカやオーストラリアの方々は観光もしますので、しないのは日本人だけ。
臥龍基地なんて昔は道路が整備されていなかったので、渋滞などすると最大で8時間もかかってしまうような遠い場所。それでも会いに行っていたんです。日本人はパンダ愛に溢れていますよね。
ーー里親ツアーはどんな内容なのでしょうか?
パンダは大体、3月か4月頃、交尾、妊娠して夏頃出産します。