くらし情報『八代亜紀さん 急逝直前にも施設の子供たちにプレゼントを…療養中も続けた故郷へのボランティア活動』

八代亜紀さん 急逝直前にも施設の子供たちにプレゼントを…療養中も続けた故郷へのボランティア活動

『なみだ恋』が人気を集めた当時、八代さんは「ヒットしたのは多くの人が聴いてくれたから。世の中にその“恩返し”をしたい」と考えていたという。ちょうどそのころ、女子刑務所から「八代亜紀さんの歌が聴きたい」と要望が寄せられたこともあり、慰問に訪れた。それを皮切りに、全国の刑務所や福祉施設、また災害に見舞われた被災地への慰問を50年にわたり続けてきたのだ。慰問先で歌声を届け、つらい思いを抱える人たちの手を取り、一緒に涙を流した。

「療養中も『元気になったら、歌って、絵を描いて、福祉施設の慰問も再開したい』と意欲を見せていたそうです」(芸能関係者)

八代さんと交流のあった児童養護施設・八代ナザレ園(八代市)の富田美智子園長はこう語る。

「37年前に後援会関係者の方とのご縁で来ていただいて以来、熊本にいらっしゃるたびに、スケジュールの合間を縫って当園に立ち寄ってくださったんです。裏門からこっそり入って子供たちを驚かせるのがお約束で。
一人ひとりのことをよく覚えていて、『大きくなったね』と声をかけてくださるんです。子供をひざにのせて絵本の読み聞かせをしてくれたり、上手に絵を描くアドバイスをして喜ばせてくれました」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.