くらし情報『「NISA口座は相続時相続税かかる?」「金融機関を変える時は口座を引き継げる?」まだある新NISAの疑問』

「NISA口座は相続時相続税かかる?」「金融機関を変える時は口座を引き継げる?」まだある新NISAの疑問

また『成長投資枠』では個別の株式にも投資ができます。銘柄によって得られる『配当金』も非課税です。受け取り方法を株式数比例配分方式にしておきましょう」

【Q6】NISA口座の財産は亡くなったら相続される?

【A6】NISA口座で投資していた人が亡くなったら、相続人は金融機関に「非課税口座開設者死亡届出書」などの書類を提出する。受理されるとNISA口座の金融商品は相続人の特定口座や一般口座に移管されて、相続財産として課税対象になる。

「相続人の口座に移管される際の取得価額は、移管される日ではなく、相続が発生した日の終値に相当する金額になります」

【Q7】金融機関を変更したいときの注意点は?

【A7】最初にNISA口座を開設した金融機関で、商品のラインナップやサービスに満足できず、ほかの金融機関に変更したいと考えている人もいるだろう。
「NISA口座は1人1口座しか開設できないので、金融機関を変更するしかありません。1年に1回変更できますが、変更前の口座で保有している商品は、変更後の口座に移すことはできないので、変更前後の口座をそれぞれ管理することになります」

【Q8】つみたて投資枠と成長投資枠のバランスはどうすればいい?

【A8】つみたて投資枠、成長投資枠、あわせて新NISAの投資上限額は1,800万円だが、そのうち1,200万円までは成長投資枠でも使うことができる。

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