「雨に濡れて傷んでる」関西・大阪万博 大屋根リングにSNSで指摘続出…建築家が猛反論も“ブロック連発”で炎上→解除
(写真:時事通信)
《万博の現場 大屋根リングの進捗は50%を超え、ほぼ半分が姿を表している 夏にはリングが一周繋がる予定》
1月19日、自らのXにこう綴ったのは建築家の藤本壮介氏。2025年開催予定の関西・大阪万博の会場デザインプロデューサーを務めており、会場のシンボルとなる大屋根(リング)の建設状況を、写真を添えて報告した。
ところがこの投稿に、《もう雨シミ凄い》《素人目にも隙間空いてるのが分かるし染みが凄いんですがこれからブルーシートで養生されるのでしょうか?》《未塗装の集成材、明らかに雨に濡れて傷んでますね。2025年まで保たないのでは?》との指摘が相次ぐ事態に。実際に公開された写真では天井部に雨染みのような跡や隙間があるように写っていたため、不安を抱いた人がいたようだ。
数々の指摘を受けてか、藤本氏は21日にXを更新。《この中央上の樋の周囲の雨滲みについてご指摘いただきましたので簡単に説明します》と前置きした上で、次のように釈明した。
《この床材は人の積載荷重に耐える厚物の外部用CLTを使っているので、雨が当たったり滲みたりしても構造的には問題ありません。
ご安心ください一方で見た目は気になりますよね僕も現場で気になりましたので先日の現場視察後すぐに施工者に伝えてあります今後施工手順や対処の方法などを一緒に検討していくことになります 》
また別の投稿では隙間について、《ちなみにこの部分は追って樋と床板がしっかりと塞がれますので、完成時にはここに隙間は残りません》と補足。