「原作者を守って」芦原妃名子さん改変に苦言からの急死で問われる漫画実写化の是非
どのような判断がベストだったのか、今も正直正解が分からずにいますが、改めて、心よりお詫び申し上げます》と謝罪していた。
この投稿には、他の漫画家からも共感の声が寄せられるなど大きな反響を集めたが、28日に芦原さんは《「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。》と投稿した上で、一連の流れを削除。そして、29日に訃報が明らかになった。
ドラマや映画で人気漫画を実写化した作品は多いが、ファンが不満を抱くのみならず、原作者と映像化サイドがトラブルになることは決して少なくない。’08年に放送されたドラマ『おせん』(日本テレビ系)も原作者のきくち正太氏が後に《幸せになれるものと思っていたら、それが実は身売りだった》《そのショックから、漫画が描けなくなりました》と、ある雑誌の中で綴っていた。
芦原さんも直接声をあげたが、急死という最悪の結末となってしまった。
ネットには同業者らやファンから多くの悲しみの声が寄せられることに。29日、ドラマや映画化された漫画『のだめカンタービレ』の原作者・二ノ宮知子氏も、Xにて《自分の作品を一番大事に思っているのは自分なんだと号泣した日の事を思い出して、また涙が止まらない》と投稿。