「韓国最高峰のお金持ち」が警鐘!学校では教えてくれない“あなたの資産を守る”経済用語…理解度50%未満だと激ヤバ?
韓国のウォール街と呼ばれ、証券会社が集まる汝矣島(ヨイド)
新NISAのスタートで投資への関心が集まっている。投資で失敗しないためには、正しい金融知識を身につけておくことが肝心。韓国で100万部の大ヒット。とてつもなく貧しい境遇から成り上がり、韓国人として初めて、アメリカの外食産業で大成功した希代の起業家、キム・スンホ氏が語る「伝説のお金の授業」を邦訳版として書籍化した『お金は君を見ている最高峰のお金持ちが語る75の小さな秘密』(サンマーク出版)から一部抜粋、再構成してお届けする。
■経済用語を勉強すれば、資産を守る「城壁」となってくれる
韓国銀行は2018年、『金融経済用語700選』というパンフレットを発行した。国民に正しい経済知識を知らせ、金融理解度の向上を図るという。その結果、経済に関する合理的な意思決定を助けることを目的としている。パンフレットのファイルデータは、韓国銀行のサイトから無料でダウンロードできる。
記載された用語は、経済活動をしながら暮らす現代人なら、誰もが必ず学ぶべきものだ。このような経済教育は、高校の正規の科目に取り入れるべきだと、私は考えている。
昔は田舎暮らしの老人には字の読めない人も多く、息子から届いた手紙を郵便配達員が読んであげた、などという話もあった。