「韓国最高峰のお金持ち」が警鐘!学校では教えてくれない“あなたの資産を守る”経済用語…理解度50%未満だと激ヤバ?
中世ヨーロッパでも、字を知らない人は聖職者が読んでくれる聖書の解釈と教えに従うしかなかった。聖書が読めないため、神と直接交流する方法がわからなかったからだ。
このように、字を知らないと悲しく貧しい人生を送ることにもなる。
現代では、コンピューター・オンチがそれにあたる。いまの世の中、コンピューターやスマートフォンを使えなければ、どこも雇ってはくれない。デリバリーの仕事もできない。デリバリーの配達員は、複数台のスマホを同時に見ながら仕事をしている。移動は業務の一部に過ぎない。
スマホの使い方がわからなければ、現代の情報社会では下層民になるしかない。最近はお坊さんもLINEを使うし、牧師さんもFacebookをやらないと信徒との交流ができない。
金融オンチも、文字やコンピューターを知らない人たちと同レベルだ。金融の知識は生存に直結する問題だからだ。アメリカの経済学者で第13代連邦準備制度理事会(FRB)議長を務めたアラン・グリーンスパン(Alan Greenspan)は、「文字を知らないと生活に支障を来すが、金融についての無知は生存を危うくするから、より恐ろしい」と語っている。金融知識をもたない人は、城壁の崩れた城を守る城主のようなものだ。