86歳、カワイイぼっちでハッピー!オッケー! イラストレーター・田村セツコさん
自分が6人家族の幸福な生活を十分に楽しんだから、同じことはしなくていいかな、という思いもあったかな。それで今、屋根裏部屋のような自宅マンションで、貧乏絵描きのひとり暮らしをしながら、好きな絵を描いてます」
日々、ペンを走らせながら、絵に込めた思いを届けたい相手が明確に存在する。
「この空の下のどこかに、今日もひとりぼっちでため息をついている女の子や女性がいるでしょう。彼女たちに、『オッケー、オッケー、だいじょうぶだから!』と、そうつぶやきながら、いつも描いています。
自分の人生を振り返ってもそうだったけど、世間には必ず素敵な先生や応援団がいるもの。まず私がその第1号だからねと、そんな思いを大切にしているの」
【後編】86歳現役のイラストレーター・田村セツコさんが語る「母と妹のW老老介護」へ続く
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