くらし情報『コロナ第10波で入院患者が急増 40~50代が肺炎に至るケースも増加中』

コロナ第10波で入院患者が急増 40~50代が肺炎に至るケースも増加中

(公平さん)

さらに厄介なのは、新型コロナのみならず、インフルエンザも猛威を振るっていることだ。1月最終週の定点あたりの患者数は平均19.20人で、昨年同時期の約倍になっているのだ。(厚労省発表)

「当院にも、新型コロナとインフルエンザの両方に同時罹患して入院されている患者さんがいます。熱がなかなか下がらない、血中酸素濃度が低くて息があがっている等の状態があり、調べてみたら両方に罹患されていました」

現在、新型コロナの抗ウイルス薬に加え、季節性インフルエンザ薬も投与して治療にあたっているという。

「両方罹患される方が増えると、他のコロナ患者とも隔離しなければならないので、その分、入院できる患者数が減ってしまいます」(公平さん)

大阪府でも、新型コロナ入院患者が1月最終週で1,609人と増加中だ。

在阪で在宅医療を担う水野クリニック(大阪府・河内長野市)の院長・水野宅郎さんも、「第10波に入って介護施設での新型コロナのクラスターは増えている」としたうえで、こう問題点を指摘する。「5類移行後は介護施設によって対応が大きく異なっていて、『ただの風邪』として、診察や処方もしないところも少なくありません。

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