《殺処分するな!》“四国犬12人噛みつき”のX反応に違和感《まず子供の心配だろ》「クマを殺すな」抗議の二の舞も
噛み癖がついてるかもしれないし、また被害者が出るかもしれない》
《まずは子供を心配するべきで、犬を救え、が先なのは違和感がある》
■クマを殺処分した自治体には抗議の電話が
仮に今回の事件の犬が殺処分された場合に懸念されるのが、批判の矛先が地元自治体に向くことだ。昨年、人を襲ったり人の生活圏に入ったりしたクマを殺処分すると、地元の自治体に多くの抗議がくることが報じられ、大きな社会問題になった。この件を取材した雑誌記者は言う。
「自治体の担当者は疲弊していました。『やりたくてやっているのではない。あくまでも住民の安全を優先させているだけなのに』と。実際、電話してくる人がたくさんいるわけではない。同じ人が何度もかけてくるケースが多いようです。
今回の事件の犬がどうなるかわかりませんが、大きく報じられた事件なだけに、処分となった場合、同じような人が出てこないか心配されます」
一方で、クマと犬との大きな違いは飼い主がいること。飼い主が犬に適切なしつけをしたり、リードを着けるなどして管理をしていれば、今回の事件は防げたはずだ。
また、咬傷事故を起こした犬が、支援団体に引き取られ適切なトレーニングを受けたのち、飼い犬として天寿をまっとうするケースもある。
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