2024年2月21日 15:50
二階元幹事長 書籍代3500万円に批判噴出…購入額上位の出版社が明かした「購入の経緯」
なので、弊社からの企画提案ですし、3000冊を買い取っていただくなどの取り決めなどは一切ありません。むしろお願いしてお忙しい時間の合間をなんとか縫っていただいたという経緯があります」
二階元幹事長から3000冊の注文があった際には驚いたという。
「受注したときはビックリというか、“まとめて買ってくれるのはありがたいね”という感じでした。(売れ行きについて)全体の発行部数はお教えできませんが、1番売れた他社さんの小池さん本に比べちゃうともう……」(前出の担当者)
第2位の『政権奪取秘史二階幹事長・菅総理と田中角栄』(大下英治著/3000冊、475万2000円)を出版したさくら舎の担当者によると、出版の発端は、著者の大下氏による企画の持ち込みだという。
「大下さんと二階さんの話で本を出そうとなって、それでその際に“3000部買う”という話が出たんじゃないでしょうか。その場には僕は立ち会ってませんけど、こちらも“普通の書店でも売れるだろう”という判断があったのだと思います。
初版は6000部作って、元々の約束で3000部を二階さんのところで買うという形になっています。だから定価1800円の8掛けの3000部でその値段だと思いますよ。