東名あおり運転死傷事故 被告の“捨て台詞”にネット怒り「脅迫だろ」「全く反省していない」
東京高等裁判所(写真:PIXTA)
東名高速道路で“あおり運転”で一家4人が死傷した事故の差し戻し後の控訴審で、東京高裁は2月26日、懲役18年とした‘22年6月の一審横浜地裁の裁判員裁判の判決を支持した。
石橋和歩被告(32)は’17年6月、神奈川県大井町の東名高速で一家4人が乗るワゴン車をあおり運転で停止させ、後続のトラックを追突させたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致死傷)罪などに問われていた。ワゴン車はトラックに追突され、夫婦が死亡し、娘2人がけがをした。
「この事故を巡っては、’18年に懲役18年の判決が言い渡されましたが、公判前整理手続きに違反があったとして、審理が差し戻されていました。弁護側はこれまでの公判で、被告の車の減速や接近と事故には因果関係がないと主張しましたが、差し戻し後の横浜地裁の裁判員裁判が改めて懲役18年の判決を言い渡し、今回はその判決が支持されたということです」(全国紙記者)
各メディアによると、黒いスーツで入廷した石橋被告は、証言台で腕を組み、時折首を傾けたりしがら判決の言い渡しを聞いていたという。さらに退廷の際には、裁判官に「俺が出るまで待っとけよ」