カレーを食べたら猛バッシング…山本太郎が語る「それでも被災地入りを後悔していない」
そんな批判は、山本氏だけに向けられたものだったようだ。実は、能登半島地震の発生直後から複数の議員が被災地に入っている。
山本氏が現地入りしていたのとまさに同じタイミングで、公明党の塩田ひろあき参議院議員(62)も現地を視察し、現地の様子を写真入りで、Xに投稿した。
また、公明党の中川宏昌衆議院議員(53)も「発災翌日からのべ10日にわたり」被災地に入ったことを明かしている。さらに、自由民主党の片山さつき参議院議員(64)も1月7日に被災地を視察、その一部始終を自身のYouTubeチャンネルで公開している。
山本氏を含む、震災発生から早いタイミングで現地入りした議員たちは、国会内外で情報を発信したり、国会質問を通じて政府の対応をただしたり、行政へ要望を伝えたりするなど、現地で得た知見を国会議員の仕事に生かしている。
しかし、同時期に被災地を視察した他の議員は批判の対象とはならず、山本氏だけバッシングを受け続けてきた。
だが、山本氏はあのタイミングで、現地を視察したことをまったく後悔していないという。
視察を通じて、現地の声をいち早く国会に届けることができ、今後の震災対応に必要なものも見えてきたからだ。