「誰かわからなかった」宮崎駿監督 アカデミー賞直前に見せた“激変姿”にネット騒然
(写真:時事通信)
日本時間3月11日に行われる“映画の祭典”第96回アカデミー賞。長編アニメーション賞にノミネートされている宮崎駿(83)監督作『君たちはどう生きるか』に受賞の期待がかかるなか、宮崎監督が見せた”まさかの近影”が話題を集めている。
3月3日、アカデミー賞公式YouTubeチャンネル「Oscars」がライブ配信を行った。長編アニメーション部門にノミネートされた作品の製作者などからが登壇し、司会と映画について語るという内容で、宮崎監督とプロデューサーの鈴木敏夫氏(73)は、事前収録された映像で登場した。
鈴木氏は冒頭で「アカデミー協会と投票してくださったみなさんに感謝します」とノミネートへの感謝を述べると、宮崎監督に「宮さん、この作品は自伝なんですか?」と質問。宮崎監督は「いや、でも心の中にあったことですね」と答える。
その後は“作品を作ってよかったこと”という質問に対して「最後まで終わったこと。残ったのはボロボロになっている自分です」と自虐混じりに答え、苦労を経て映画が完成したことについて「お金が増えたからです」と笑いながら鈴木氏をねぎらうなど、終始和やかな様子だった。