「大きすぎる」から? 飛行機を下ろされた車いすユーザーの女性、航空会社に補償を要求
飛行機から追い出された2人の女性が、航空会社への怒りを1 NEWSに語った。彼女たちは「体が大きすぎる」ことが理由だったと主張している。
車いすユーザーのエンジェル・ハーディングさんとその友人は、15日にニュージーランド航空のネーピア発オークランド行きの便に搭乗した。タキシング中、ハーディングさんが左腕に痛みを感じて振り返ると、客室乗務員が彼女のアームレストを押し下げながら、「あなたたちが正しい位置に座るまで離陸できないと機長が言っているんです!」と攻撃的な口調で話しかけてきたという。
乗務員は「不都合な事態が発生したため、お客様は全員降機していただきます」とアナウンスし、再びハーディングさんたちのもとへやって来て、「お二人は4席予約するべきでしたよ。一人2席ずつ!」と言い放った。このとき初めて、ハーディングさんと友人は自分たちが“不都合な事態“であったことに気づいたそうだ。
乗客は全員降ろされた後、再度機内へ案内された。
離れた席に座っていたもう一人の車いすユーザーの友人も機内へ戻ることができたが、ハーディングさんと友人は再搭乗を許されなかった。その際、なぜ搭乗させてもらえないのか説明を受けることはなかったという。